モスル遊園地(SMOF)

アミューズメントパークを運営する同社はイラクで最も利益の出るセクターにあります。困難な時代にあって、楽しみを求める若者や活気ある世代を魅了しています。1992年の設立。資本金は設立時から変わらず1億1400万イラクディナール(約9万7000米ドル)。

2009年の業績は売上高が7億6200万ディナール(約65万1000米ドル)となり、前年比56%増を記録。税引き後純利益は3億4000万ディナール(約29万米ドル)。1株純利益は2.98ディナール。利益率が45%となりました、これは過去をふりかえっても平均的な水準にあります。同社の経費はほとんどが、売上高に比例して増える変動費とみられます。よって、純利益は売上高と同じペースで成長すると考えてよいでしょう。

経営陣は借入金にたよることなく、自己資金による施設の拡充を検討しており、これの実現によりさらに入場者数が増える可能性があります。

同社の資産内容については、現金が7億ディナール(約59万8000米ドル)あり、自己資本による成長投資が可能。こうした財務の強さと成長見通しが、同社の株価を今年に入ってこれまでに85%押し上げているといえそうです。

直近株価は32ディナール、2009年の実績をもとにしたPERは10.7倍の水準です。

dohuk
(写真:イラク北部 Dohukにある遊園地の例。夜景。モスル社とは関係ありませんが、ご参考までに掲載)